シュノーケリングは目が悪くても楽しめる?コンタクトの使用はOK?
サンゴ礁や魚の群れなど、美しい世界を見られるシュノーケリング。沖縄など海が綺麗な場所に行くと、やってみたいと思う方も多いでしょう。しかし、中には目が悪くてコンタクトや眼鏡を装着している方も多いですよね。そこでこの記事では、目が悪い人がシュノーケリングをするときのポイントをご紹介します。
目が悪くてもシュノーケリングできる?
目が悪くても、シュノーケリングはできます。目が悪いと、せっかくシュノーケリングをしてもサンゴ礁や魚の群れといった美しい海中の世界を見られないのではないかと不安になるかと思います。しかし、実は水中では、水がレンズの代わりとなり、見えるものは地上の約1.25倍の大きさで見えるのです。そのため、視力が0.2くらいまでの方であれば、裸眼でも十分にシュノーケリングを楽しめるでしょう。
シュノーケリングはコンタクトレンズを装着したままでも可能
視力が0.1以下の目の悪い人は、コンタクトを付けた状態でもシュノーケリングは可能です。ただし、コンタクトを付けてシュノーケリングをするには、いくつか注意点があります。
使い捨てソフトコンタクトレンズを使用する
コンタクトを付けてシュノーケリングをしたい場合は、使い捨てのソフトコンタクトレンズを使用しましょう。なぜなら、シュノーケリング中にコンタクトが外れ、海に流れてしまう可能性があるからです。特に普段、高価なハードコンタクトレンズを付けている方は、シュノーケリングのときだけは使い捨てのソフトコンタクトレンズに変えましょう。
海水に触れると変形や目を傷つける可能性あり
流されることを考えると使い捨てソフトコンタクトレンズがおすすめですが、ソフトコンタクトレンズは、海水に触れるとレンズが変形したり、目を傷つけてしまったりします。マスクはしていますが、マスクがずれて海水が入ってくるなんてことも珍しくありません。シュノーケリング初心者で、目に痛みが生じるのが怖いという方は、最初からコンタクトは付けないほうがいいでしょう。
度付きのシュノーケリングマスクを着用する対策も!
視力0.1以下だけどコンタクトを付けてシュノーケリングをするのは不安という方や、普段眼鏡をかけているという方は、度付きのシュノーケリングマスクを付ける方法もあります。眼鏡は、シュノーケリング中はかけられません。
しかし、眼鏡をかけないと視力が0.1以下という方は、ぜひ度付きシュノーケリングマスクを利用してみてください。このように、目が悪い方でも対策をすれば、シュノーケリングで海の世界を楽しめます。ここで、目が悪い方がシュノーケリングをするときの注意点をご紹介します。
眼鏡の方は眼鏡ケースを忘れずに
普段から眼鏡をかけている方は、眼鏡ケースを忘れないようにしましょう。シュノーケリングをするときは眼鏡を外すことになります。しかし、外したまま置きっぱなしにしてしまうと、紛失の恐れもあります。したがって、眼鏡をかけている方のシュノーケリングの持ち物に、眼鏡ケースは必須です。
替えのコンタクト・目薬を用意しておく
コンタクトを付けたままシュノーケリングをするなら、替えのコンタクトと目薬を用意しましょう。万が一コンタクトが外れて流されてしまったり、海水に触れて変形したりしたときのためです。また、コンタクトが海水に触れると、目がごろごろすることもよくあります。そんなときのために、目薬も持参しておくと安心でしょう。
度付きシュノーケリングマスクの度数は、地上より低いものを
度付きシュノーケリングマスクは、自分の視力に合った度数のものを選ぶ必要があります。そして選ぶときは、普段使っているコンタクトや眼鏡よりも少し弱い度数のものを選びましょう。なぜなら、先ほどもお伝えしたとおり水の中は地上の約1.25倍の大きさでものが見えるからです。度数の目安は、普段使っている眼鏡やコンタクトよりも0.5~1度低いレンズです。視力としては、0.8~1.0くらいに合わせてください。
必ず経験豊富な人とバディを組む
目が悪い人がシュノーケリングを楽しむ場合、必ずシュノーケリング経験が豊富な人とバディを組んでください。特に、シュノーケリングが初めてで、さらにコンタクトを付けたまま行こうとしている方は、途中アクシデントがあってコンタクトが外れてしまったり、海水がコンタクトに触れて目に痛みが生じたりしたときに、パニックになってしまうことがあります。そこでバディが経験者の方であれば、万が一のトラブル発生時も安心です。
シュノーケリングでは、水がレンズ代わりとなってくれるため、視力0.2以上ある方は、裸眼でもシュノーケリングは可能です。視力0.1以下でかなり目が悪い方は、コンタクトを付けたり、度付きシュノーケリングマスクを着用したりすることでシュノーケリングができます。目が悪いからといってシュノーケリングを諦める必要はありません。自分に合う方法で、シュノーケリングを楽しんでください。