シュノーケリングは泳がなくてもできる場合?溺れないための方法は?
簡単に楽しめるマリンスポーツの代表といえば、シュノーケリングです。泳ぎに自信のない方、そもそも泳げないという方も、大丈夫です。シュノーケリングは泳げなくてもコツを掴めば誰でも楽しむことができます。今回は、その方法について詳しくご紹介していきます。
シュノーケリングは泳げなくてもできる!
冒頭の通り、シュノーケリングは泳げなくても楽しめます!というのも、シュノーケリングをするときは、必ずライフジャケットという救命胴衣を着ているので、体が浮いた状態で行うため沈んで溺れることはありません。海だと足がつかないことに恐怖を感じる方が多いですが、これなら安心ですよね。さらに、シュノーケルがあるので呼吸もできます。また、バタ足が苦手という方も、フィンという足ヒレのような道具を装着して泳ぐので、少しの力で進むことができ、泳ぎが苦手な方でも安心して楽しめます。
シュノーケリングで溺れないために
ここで、シュノーケリングで溺れないためのポイントを確認しましょう。
ゆっくりと口で呼吸しましょう!
いくらライフジャケットを身につけていても、やはり海で泳ぐのは怖い方もいますよね。シュノーケリングはゆっくりと口で呼吸することが大切です。どうしても恐怖心の方が上回ってしまうと、体に力が入ってしまい、そのせいで呼吸が乱れて息苦しくなることもあります。そうなってしまうと低酸素状態になり気分が悪くなることもあるので、楽しむどころか中断せざるを得ない場合もあります。
足のつく場所で練習をしましょう!
まずは足のつく場所でシュノーケルを使う練習をしましょう。練習の際に、シュノーケルの中に水が入ったときの対処法などもしっかりとマスターしておけば、落ち着いて対応できますよね。また道具の使い方や万が一の対応を習得しておけば、安心して楽しめます。
シュノーケリングの道具の使い方
ここからは、シュノーケリングの道具の使い方を詳しく説明します。
マスク
マスクを装着する際は、髪の毛を挟まないように気をつけましょう。髪の毛を挟んでしまうと、そこから水が入ってしまいます。また、呼吸は基本的に口で行いましょう。マスクで鼻呼吸はできないので息を吸うことはできませんが、吐くことはできます。しかし、鼻で息を吐くとマスクが曇ってしまい、さらには水が中に入ることもあるので、口で呼吸することをしっかりと意識して行いましょう。万が一中に水が入ってきたら、マスクの上部分を抑えて鼻から息を出すと水を出すことができるので、これも覚えておきましょう。
シュノーケル
シュノーケルのマウスピースは優しく「ウ」の口の形で覆うように咥えましょう。強く噛んでしまうと、マスクが破損してしまったり、アゴが痛くなってしまうことがあります。またシュノーケルは細い筒を通して呼吸をするので、息苦しくならないようしっかりと深い呼吸を意識しましょう。呼吸しながら水中を覗くときは、体を足先まで水面に浮かせて顔を上げておくことがコツです。口をしっかり閉じ、泳ぐ際の目線は斜め45度で顔をつけておくと、中に水が入りにくくなります。
しかし、いくら姿勢を正しく守っていても、マウスピースを咥えた隙間から水が入ってきたり、波を被ってしまったりと、どうしても水が入ることもあるのです。水を出すときは、シュノーケルを咥えたまま息を思いっきり吹き込むと水を出すことができます。その際、ちゃんと落ち着いて水を吐き出せるよう、事前に浅い場所での練習をしておくことが大事ですね。
フィン
フィンを装着するだけで、軽い力でも良く進める様になります。足のモモからしっかりと動かして水中を蹴ることで、魚のようにスッと前に進めるのです。コツは大きくしっかりとキックすること。しかし、慣れないうちはどうしても力が入ってしまって疲れやすくなり、思うように前に進めない、足がつってしまうなどこともあります。最初はできるだけ小さめで柔らかいものを選んで慣れていきましょう。
ライフジャケット
装着の際はベルトをしっかりと閉めて、体とライフジャケットを密着させるようにしましょう。体に合っていないと、水の抵抗を余計に受けてしまい泳ぎづらくなってしまいます。シュノーケリングは必ずライフジャケットを装着するので沈む心配はありませんが、正しく付けないと逆に泳ぎにくくなることもあるのです。
浮具
途中で疲れたときや休憩したいとき、掴んでいられる浮具があると安心します。「ライフジャケットを装着していれば安心だからいらない」という方もいますが、足のつかない広い海の中にいると、どうしても不安になることもあります。少しでも不安を解消するために、浮具を紐に付けて持っていくことをオススメします。
シュノーケリングは泳ぎが苦手な方でも、コツを掴めば思いっきり楽しめるのです。透明度の高いきれいな海の多くで、アクティビティとしてシュノーケリングが提供されています。道具を身につける際に不安があれば、インストラクターやスタッフに手伝ってもらえるので、あまり心配しなくても大丈夫。せっかくの綺麗な海を楽しまずに過ごすよりも、思い切って一歩を踏み出してみましょう!今まで感じたことのない海の魅力と体験に感動できること間違いなしです!